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2021.12.11
甲府エリアブログ

【海外赴任前研修】村上浩さま インタビュー

ユニタス外語学院では、創立以来、法人向け語学研修にも力をいれています。国内最大手電機メーカーでアシスタントアドバイザーを務める村上浩さんは、当校の海外赴任前コースを修了され、2021年10月よりシンガポール支社の現地業務にあたられています。村上さんが受講された2週間の短期集中型の英語レッスンについて、渡航前にお伺いしたインタビューをお届けします。

  1. 今回久しぶりに英語を集中的に学ばれたと思いますが、これまでの村上さんと英語学習について自由に教えてください。

高校卒業後に現在の会社に就職し、海外赴任のある部署に在籍していたのですが、英語はあまりやる気がなかったですね(笑)中学時代に英語学習につまずき、その後は工業高校に進学したので、授業は真面目に受けてはいましたが、生きた英会話を学んだという感覚はなかったです。

  1. 今回現地の業務で最も使う会話でなく、文法を重点的に学習されることを希望された意図について教えてください。

これまでは単語と単語をつなぎ合わせて、なんとか意思を伝えることはできていたのですが、初対面の方や日本人の英語話者に慣れていない相手では、コミュニケーションが成立しないことに気づきました。文法学習で、語彙と熟語を強化し、文の構造や構文を理解することで、単語ではなくセンテンスで伝える力がついてきたことを実感しました。また文法学習をこなすことで自信がつき、気づいたら言いたいことが口をついて出てきた!という経験もできました。

  1. ユニタス外語学院のレッスンの特徴の一つに、外国人講師と日本人講師のペアティーチングがあります。今回文法と会話をそれぞれ受講いただき、いかがでしたでしょうか。

レッスンごとに担当講師が変わることでリフレッシュ効果が得られると思いました。今回は文法強化という目的があったので、文法は日本人講師にタイトにカリキュラムを組んでもらい集中的に学習しましたが、会話の方は文法レッスンの実践の場という位置づけで、もう少しリラックスした雰囲気で受けられました。会話レッスンでは間違うことも多かったのですが、文法レッスンで文法や構文の理解の土台をつくり、外国人講師と何度もリピート学習をすることで定着につなげていったという実感があります。

  1. 海外赴任前の語学研修は、短時間で効率よく必要なスキルを習得する難しさがあると思います。今回のレッスンで達成できたと思われますか?

実はユニタスで語学研修を受けるのは2度目なのですが、前回はコロナ禍で状況が読めなかったこともあり、なかなか学習に本腰を入れられませんでした。今年の赴任が決定した後は、現地とのやり取りも本格化し、いよいよなんとなくの英語力では通用しないぞ!と危機感が生まれていました。今回の集中的な学習で飛躍的に伸びたと自負しているのは、リスニング力ですね。オンラインでの現地とのミーティングでも「わかる!」「聞きとれる!」を実感できるようになりました。文法のレッスンで使ったTOEICの頻出単語の教材を日常的に聞き流し、無駄のないカリキュラムで学習を進められたことで集中力を途切れさせず取り組めたと思います。

  1. 赴任後の目標についてお教えください。

当分は現地の業務に慣れることですね。今回のレッスンで身につけたのは、実践的なスキルだけでなく〈自信〉だと思っています。たとえば、相手に不快感を与えずに「No!」と伝えられるようにしたいですね。日本人はなんでも「Yes!」と言いがちですから(笑)休日の過ごし方などを話すことで現地スタッフとの距離も縮まると思いますので、趣味のゲームの話なんかもできたらいいですね。コロナが落ち着いて家族がシンガポールを訪れる機会があれば、観光案内くらいはできたらいいなという楽しみもあります。


【担当講師の中嶋から】

村上さん、2週間の研修お疲れ様でした!
2週間という限られた時間の中で、お仕事をされながらの英語学習は大変だったと思いますが、この研修で得たスキルは赴任先のシンガポールで「使える英語」として活かしていただけるとおもいます。今回ユニタスで用意させていただいたカリキュラムは、村上さんからリクエストをいただいた文法集中の学習を取り入れ、更に「インプット」と「アウトプット」のバランスを取りながら効率的に学習を進めるオーダーメイド型の集中講座となっています。

限られた時間の中でも学習成果を上げていただくために、毎日レッスンで30問単語テストを実施。覚えなければならない単語数が多く大変だったと思いますが、実際のビジネスシーンで起こりうるシチュエーションを想定しながら学習を進めることで定着した語彙数が増え、2週目には英語での社内ミーティングでご自身のリスニング力が伸びていることを実感していただけました。また、これまでバラバラだった文法の知識が体系的に整理され、基本的な文法・構文が身につき、自信をもってご自身の意思を伝えることが出来るようになりました。

「話せるようになりたい!」と思っていても、自分が使いこなせる語彙や文法などの「インプット」が十分に備わっていなければ、自分が言いたいことを表現する「アウトプット」は向上しません。今回の研修の英会話パートでは「自分が学習してきたことが、実際にどれだけ使いこなされるか?」をご確認いただきながら、外国人講師とアウトプット練習をしていただきました。

英会話のレッスンをただ受けるだけではスピーキング能力を上手に育むことはできません。目指しているゴールまで、何をどれだけ、どのように学習するかをユニタスで準備、提案させていただき、いらぬ労力や時間をかけることなく効率的に学習をしていただけたのではないかと思います。ユニタスでの2週間の学習が村上さんのシンガポールでのお仕事へと活かされますよう、ご活躍を祈念しております。またユニタスのスタッフもシンガポール旅行へ行く機会があると思いますので、その時はぜひ英語で観光案内をお願いします!

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